ここでは、歯科用3Dプリンターの耐用年数を紹介しています。また、耐用年数と耐用期間の違いなどについてもわかりやすく解説しました。歯科用3Dプリンターを導入するならぜひ押さえておきたい知識なのでぜひチェックしてください。
歯科用3Dプリンターの耐用年数は、主要構造部分が金属製の場合で「10年」、金属以外の場合で「5年」です。
なお「耐用年数」とは、固定資産の税務上の減価償却において、その計算の基礎となる年数を言います。製品の実際の寿命を表す「耐用期間」とは異なるので覚えておきましょう。実際の寿命を表す「耐用期間」については、下で別途解説しています。
耐用年数は、医療機器によって4年や7年、10年などさまざまです。以下に、歯科医院で使うことの多い医療機器をいくつかピックアップしてそれぞれの耐用年数をまとめてみました。
【造形方式別】
自院・技工所に合った
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上で少し触れたとおり、「耐用期間」とは、医療機器の寿命(使用可能年数)を表す言葉です。定義では、当該機器の使用しているなかで、交換部品、補用品等を交換したり、修理を行っても、機器の信頼性・安全性が維持できなくなると想定される期間であるとされています。
耐用期間は製品によって異なるので、歯科用3Dプリンターを導入する際にはその製品の耐用期間もきちんと確認しておきましょう。
上でも説明したように、耐用年数は、固定資産の税務上の減価償却計算において基礎となる年数です。つまり、事業計画策定や確定申告の際に必要となります。減価償却は節税対策において欠かせない仕組みなので、確認しておきましょう。
事業計画策定や確定申告において重要となる「耐用年数」と、その製品の実際の寿命(使用可能年数)である「耐用期間」。ここまで解説してきたように、どちらも歯科医院の経営において把握しておくべき重要な項目なので、歯科用3Dプリンターを導入する際にはぜひ確認しておきましょう。
歯科用3Dプリンターには大きく3つの造形方式があります。大型模型を造形しやすいが造形速度は遅い「SLA方式」、スピードとメンテナンス性が良いが導入コストが高めである「DLP方式」、初期費用が安価な分、ランニングコストが高くメンテナンス性が低い「LCD方式」、それぞれにメリット・デメリットがあります。メリット・デメリットをしっかり把握したうえで、自院にとって最もメリットが大きい形式を選びましょう。
プロジェクターで面照射をしていく方式。材料(レジン)に、プロジェクターを用いて面で紫外線照射をしていきます。面で造形していくため造形スピードが速く、高精細で大小幅広いサイズの造形も可能。導入費用は高いもののメンテナンスや消耗品が少なくて済むためランニングコストはあまりかかりません。
SLA紫外線を一点照射させていく方式。レーザーポインターのように紫外線を当てて樹脂を硬化させていきます。1点集中で照射させていくためパワーを出しやすく、装置の大型化もしやすいことから、大型の光造形出力をできる利点があります。一方で、細かい造形には適しない、出力に時間を要するという特徴も。
LCD液晶ディスプレイ(LCD パネル)でDLP方式同様に面で造形していく方式。紫外線LEDライトをバックライトとして液晶パネルに表示させ樹脂を硬化します。面で照射するため造形スピードが早く、イニシャルコストを安く抑えられますが、液晶パネルが紫外線と熱に弱いため出力品の精度が若干甘く、歯科の模型作成などを行う歯科医院向けです。また、液晶パネルを定期交換する必要があり、他の造形形式よりもランニングコストが掛かります。