ここでは、Sprint Rayの歯科用インハウス3Dプリンター(Pro 3D Printers)を扱っている「エイトサプライ」について、くわしく紹介しています。
Sprint Ray Pro 3D Printersの特徴や機能にくわえ、エイトサプライのサポート体制などについても調べました。歯科用3Dプリンターの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
エイトサプライが扱っているのは、アメリカのデンタル市場で大きなシェアを誇っているSprint Rayの歯科用インハウス3Dプリンター(Pro 3D Printers)。他社製のマテリアルも使用することができるオープンシステムを採用している3Dプリンターです。厳選された50種類以上のマテリアルが使用できます。
ボリュームのある仕事も問題なくこなすことができる処理能力の高さも、Sprint Ray Pro 3D Printersの特徴のひとつです。歯科クリニックの厳しい要求にもしっかりと応えられるよう、大きなビルドプラットフォーム&優れたプリントスピードを備えています。
搭載されているカスタムプロジェクター(オーダメイド 405nm LED プロジェクター)は、強い光を発することにより均等に造形面を照射。高精度なプリントを実現します。
また、高度な電子装置が内部に搭載されており、Wi-Fiでの無償アップデートが可能。いつでも高いパフォーマンスを享受できます。
本メディアでは、どの歯科用3Dプリンターを選んだら良いのか分からない歯科医院・歯科技工所向けに、自院・技工所に合った歯科用3Dプリンターの選び方をまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
【造形方式別】自院・技工所に合った
歯科用3Dプリンターを探す
歯科用3Dプリンターの活用方法などを紹介するセミナーの開催などを行っています。その他、サポート体制の詳細については公式HPに記載がありませんでした。
公式HPに記載がありませんでした。
| 社名 | 株式会社エイトサプライ |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県名古屋市東区東桜2-9-1 高岳セントラルビルディング6F |
| 電話番号 | 052-931-6518 |
| URL | https://www.8s-ow.com/# |
歯科用3Dプリンターには大きく3つの造形方式があります。大型模型を造形しやすいが造形速度は遅い「SLA方式」、スピードとメンテナンス性が良いが導入コストが高めである「DLP方式」、初期費用が安価な分、ランニングコストが高くメンテナンス性が低い「LCD方式」、それぞれにメリット・デメリットがあります。メリット・デメリットをしっかり把握したうえで、自院にとって最もメリットが大きい形式を選びましょう。
プロジェクターで面照射をしていく方式。材料(レジン)に、プロジェクターを用いて面で紫外線照射をしていきます。面で造形していくため造形スピードが速く、高精細で大小幅広いサイズの造形も可能。導入費用は高いもののメンテナンスや消耗品が少なくて済むためランニングコストはあまりかかりません。
SLA紫外線を一点照射させていく方式。レーザーポインターのように紫外線を当てて樹脂を硬化させていきます。1点集中で照射させていくためパワーを出しやすく、装置の大型化もしやすいことから、大型の光造形出力をできる利点があります。一方で、細かい造形には適しない、出力に時間を要するという特徴も。
LCD液晶ディスプレイ(LCD パネル)でDLP方式同様に面で造形していく方式。紫外線LEDライトをバックライトとして液晶パネルに表示させ樹脂を硬化します。面で照射するため造形スピードが早く、イニシャルコストを安く抑えられますが、液晶パネルが紫外線と熱に弱いため出力品の精度が若干甘く、歯科の模型作成などを行う歯科医院向けです。また、液晶パネルを定期交換する必要があり、他の造形形式よりもランニングコストが掛かります。