ここでは、製品の主な特徴や機能など、3D SYSTEMSが取り扱っている歯科用3Dプリンターについて詳細をまとめています。3D SYSTEMSのサポート体制などもチェックできるのでぜひ参考にしてください。
3D SYSTEMSが取り扱っている「NextDent 5100」は、3Dプリントを高速化し、ほぼすべてのラボやクリニックで利用可能な価格帯とクラス再考の速度と性能を兼ね備えています。
3D SYSTEMSは、生体適合性歯科用3Dプリント材料の大手開発者との共同による30年にわたる3Dプリントの経験を活かしてNextDent 5100 ソリューションを提供しています。実際に3Dプリンターを導入した歯科医師は「3D プリントは当院の治療には非常に重要な存在になっており、以前のような治療法はもう考えられません」と話しています。
独自に開発された D Sprintソフトウェアを使用することで、直感的なインターフェースからファイルの準備、編集、プリント、管理を行います。これを使用することで、最適化されたデータ管理により効率アップが出来たり、より高品質の部品をプリントすることが出来たりします。
3D Connect Serviceと呼ばれるクラウドで、3D Systemsサービスチームとつながることのできるサービスがあります。予防的なサポートを行い、より優れたサービスを提供しています。
公式サイトに記載がありませんでした。3D SYSTEMS公式ホームページにあるお問い合わせフォームからお問い合わせください。
社名 | 株式会社スリーディー・システムズ・ジャパン(日本法人) |
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所在地 | 東京都渋谷区恵比寿ガーデンプレイスタワー18階 |
電話番号 | 記載なし |
URL | https://ja.3dsystems.com/ |
歯科用3Dプリンターには大きく3つの造形方式があります。大型模型を造形しやすいが造形速度は遅い「SLA方式」、スピードとメンテナンス性が良いが導入コストが高めである「DLP方式」、初期費用が安価な分、ランニングコストが高くメンテナンス性が低い「LCD方式」、それぞれにメリット・デメリットがあります。メリット・デメリットをしっかり把握したうえで、自院にとって最もメリットが大きい形式を選びましょう。
プロジェクターで面照射をしていく方式。材料(レジン)に、プロジェクターを用いて面で紫外線照射をしていきます。面で造形していくため造形スピードが速く、高精細で大小幅広いサイズの造形も可能。導入費用は高いもののメンテナンスや消耗品が少なくて済むためランニングコストはあまりかかりません。
SLA紫外線を一点照射させていく方式。レーザーポインターのように紫外線を当てて樹脂を硬化させていきます。1点集中で照射させていくためパワーを出しやすく、装置の大型化もしやすいことから、大型の光造形出力をできる利点があります。一方で、細かい造形には適しない、出力に時間を要するという特徴も。
LCD液晶ディスプレイ(LCD パネル)でDLP方式同様に面で造形していく方式。紫外線LEDライトをバックライトとして液晶パネルに表示させ樹脂を硬化します。面で照射するため造形スピードが早く、イニシャルコストを安く抑えられますが、液晶パネルが紫外線と熱に弱いため出力品の精度が若干甘く、歯科の模型作成などを行う歯科医院向けです。また、液晶パネルを定期交換する必要があり、他の造形形式よりもランニングコストが掛かります。