Formlabs社はアメリカに本社を構える、3Dプリンターのトップメーカー。医療業界をはじめ、自動車業界、航空業界、アパレル業界など幅広い分野で同社の3Dプリンターが活用されています。ここでは、Formlabs社の代表的な歯科用3Dプリンターについてご紹介します。
Formlabs社では、「Form 3B+」と「Form 3BL」の2製品をラインナップ。造形サイズや予算に応じて選ぶことができます。いずれの製品もアメリカ食品医薬局(FDA)の認証工場で生産されたレジンに対応しており、生体適合性が必要とされる歯科技工物も作成することが可能です。
歯科用3DプリンターForm 3B+は、小ロットの小型あるいは中型パーツの造形を得意する機種。コンパクトなボディで、置き場所を選ばないのも魅力です。一方、Form 3BLは、造成サイズの大きさが特長。最大サイズ335×200×300mmのパーツを作成することができ、小型パーツであれば一度に複数ロットを造形することができます。
Formlabs社の歯科用3Dプリンターは、直感的に操作がしやすいようタッチスクリーンを搭載。機械操作が不慣れな方でも、簡単に操作ができる仕様になっています。また、レジンの自動供給機能も搭載されており、必要最低限のモニタリングで24時間通して造形することが可能です。
本メディアでは、歯科用3Dプリンターでどれを選んだら良いのか分からない歯科医院・歯科技工所向けに生産性を向上させる歯科用3Dプリンターの選び方をまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
【造形方式別】自院・技工所に合った
歯科用3Dプリンターを探す
Formlabs社は、日本にも拠点を置き顧客を広くサポート。日本語での問い合わせも可能となっています。電話による問い合わせの他に、公式HP上の問い合わせフォームを利用することもできます。また、よくある問い合わせ内容をHP上で公開し、解決策の情報なども提供しています。
Formlabs社では上述のサポートの他にも、「Form 3B+」と「Form 3BL」向けのデンタルサービスプランを用意。1年間の製品保証の他に、90分間のオンラインによる操作トレーニング、故障時の代替機の貸し出しといったサービスを提供し、歯科用3Dプリンターを使った業務の効率化をサポートしています。
公式HPに記載がありませんでした
| 社名 | Formlabs株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都品川区北品川3-6-9 Ubiz品川 1 階 |
| 電話番号 | 03-6718-4004 |
| URL | www.formlabs.com |
歯科用3Dプリンターには大きく3つの造形方式があります。大型模型を造形しやすいが造形速度は遅い「SLA方式」、スピードとメンテナンス性が良いが導入コストが高めである「DLP方式」、初期費用が安価な分、ランニングコストが高くメンテナンス性が低い「LCD方式」、それぞれにメリット・デメリットがあります。メリット・デメリットをしっかり把握したうえで、自院にとって最もメリットが大きい形式を選びましょう。
プロジェクターで面照射をしていく方式。材料(レジン)に、プロジェクターを用いて面で紫外線照射をしていきます。面で造形していくため造形スピードが速く、高精細で大小幅広いサイズの造形も可能。導入費用は高いもののメンテナンスや消耗品が少なくて済むためランニングコストはあまりかかりません。
SLA紫外線を一点照射させていく方式。レーザーポインターのように紫外線を当てて樹脂を硬化させていきます。1点集中で照射させていくためパワーを出しやすく、装置の大型化もしやすいことから、大型の光造形出力をできる利点があります。一方で、細かい造形には適しない、出力に時間を要するという特徴も。
LCD液晶ディスプレイ(LCD パネル)でDLP方式同様に面で造形していく方式。紫外線LEDライトをバックライトとして液晶パネルに表示させ樹脂を硬化します。面で照射するため造形スピードが早く、イニシャルコストを安く抑えられますが、液晶パネルが紫外線と熱に弱いため出力品の精度が若干甘く、歯科の模型作成などを行う歯科医院向けです。また、液晶パネルを定期交換する必要があり、他の造形形式よりもランニングコストが掛かります。