クルツァージャパンは、ドイツに拠点を置くクルツァー社の日本拠点として、歯科医療向けの機器を提供している会社です。三井化学グループの関連企業でもある同社は、グループ力を活かした歯科医療ソリューションの提案も得意としています。ここでは、クルツァージャパン社の代表的な歯科用3Dプリンターについてご紹介します。
予算や性能に応じて選べる2つの歯科用3Dプリンターをラインナップ。歯科模型をはじめ、補填物や歯列矯正用のスプリントなど、幅広い用途での造形を可能としています。また、用途に応じた種類豊富なレジンが取り揃えられているのも魅力のひとつです。
2つの歯科用3Dプリンターの内、「カーラプリントLEDキュア」は、材質に応じて細かく光照射の条件設定を行うことが可能。材質によって仕上がりが左右されることなく安定した造形を実現します。また、「カーラプリント4.0プロ」は、造形時の速度を状況に応じて自動調整することで、緻密でありながらもスピーディーな造形を可能としています。
カーラプリントLEDキュアは、ファンアシストヒーター機能を搭載し、本体内の適切な温度管理によって造形物の変形を抑制します。また、カーラプリント4.0プロでは、アキュレイトフィットシステム技術(AFS)を採用し、造形物の滑らかな仕上がりを可能としています。
本メディアでは、どの歯科用3Dプリンターを選んだら良いのか分からない歯科医院・歯科技工所向けに生産性を向上させる歯科用3Dプリンターの選び方をまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
【造形方式別】自院・技工所に合った
歯科用3Dプリンターを探す
クルツァージャパンでは、電話による問い合わせのほかに、公式HP上にお問い合わせフォームを設置。製品に関していつでも問い合わせすることが可能です。また、自社HP上に歯科用3Dプリンターのバーチャルeラーニングを設置し、製品に関する細かな情報を得ることができます。
カーラプリントLEDキュアは、1年間の製品保証が付帯されているため、予期せぬ故障時にも対応してもらうことが可能です。カーラプリント4.0プロに関しては、公式HP上で保証に関する情報を確認できませんでした。
公式HPに記載がありませんでした
| 社名 | クルツァージャパン株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都文京区本郷4-8-13 TSKビル2階 |
| 電話番号 | 03-5803-215 |
| URL | https://kulzer.co.jp/ja/ja/startpage/homepage.html |
歯科用3Dプリンターには大きく3つの造形方式があります。大型模型を造形しやすいが造形速度は遅い「SLA方式」、スピードとメンテナンス性が良いが導入コストが高めである「DLP方式」、初期費用が安価な分、ランニングコストが高くメンテナンス性が低い「LCD方式」、それぞれにメリット・デメリットがあります。メリット・デメリットをしっかり把握したうえで、自院にとって最もメリットが大きい形式を選びましょう。
プロジェクターで面照射をしていく方式。材料(レジン)に、プロジェクターを用いて面で紫外線照射をしていきます。面で造形していくため造形スピードが速く、高精細で大小幅広いサイズの造形も可能。導入費用は高いもののメンテナンスや消耗品が少なくて済むためランニングコストはあまりかかりません。
SLA紫外線を一点照射させていく方式。レーザーポインターのように紫外線を当てて樹脂を硬化させていきます。1点集中で照射させていくためパワーを出しやすく、装置の大型化もしやすいことから、大型の光造形出力をできる利点があります。一方で、細かい造形には適しない、出力に時間を要するという特徴も。
LCD液晶ディスプレイ(LCD パネル)でDLP方式同様に面で造形していく方式。紫外線LEDライトをバックライトとして液晶パネルに表示させ樹脂を硬化します。面で照射するため造形スピードが早く、イニシャルコストを安く抑えられますが、液晶パネルが紫外線と熱に弱いため出力品の精度が若干甘く、歯科の模型作成などを行う歯科医院向けです。また、液晶パネルを定期交換する必要があり、他の造形形式よりもランニングコストが掛かります。