デンケン・ハイデンタル

デンケン・ハイデンタルは、総合ガス企業であるエア・ウォーター傘下の会社です。歯科材料や機器、理化学機器の製造・販売をメインに、日本国内のみならず世界中で事業展開をしています。ここでは、デンケン・ハイデンタル社の代表的な歯科用3Dプリンターについてご紹介します。

デンケン・ハイデンタルが取り扱う歯科用3Dプリンターの特徴

コスパに優れた歯科用3Dプリンターを提供

デンケン・ハイデンタルでは、歯科用3Dプリンター「DH ソニックマイティ4K」を製造。スキャナー、CADソフトなど同社の製品購入歴がある顧客を対象に、低価格で提供しています。解像度4KのLCD方式を採用し、より再現性の高い造形を可能としています。

さまざまな歯科技工物を造形することが可能

解像度の高さだけでなく、幅広い用途に対応しているのもDH ソニックマイティ4Kの特徴のひとつ。歯列模型をはじめに、歯冠用や義歯用の材料、マウストレーなどさまざまな歯科技工物を、この1台で内製化させることが可能となっています。

デンケン・ハイデンタルが取り扱う歯科用3Dプリンターの主な機能

一度に複数の造形を可能にする広めの造形エリア

積層ピッチ10~30μ㎜と、緻密な造形にも対応するDH ソニックマイティ4K。この他にも、最大200㎜×125㎜×220㎜の大きさの造形が行えるトレーを搭載。マウストレーであれば9個分を約4時間30分で造形することが可能です。

本メディアでは、どの歯科用3Dプリンターを選んだら良いのか分からない歯科医院・歯科技工所向けに、自院・技工所に合った歯科用3Dプリンターの選び方をまとめています。ぜひ参考にしてみてください。

【造形方式別】自院・技工所に合った
歯科用3Dプリンターを探す

デンケン・ハイデンタルのサポート体制

電話または公式HP上に問い合わせ窓口を設置

デンケン・ハイデンタルは、電話または公式HP上のお問い合わせフォームから、製品に関する問い合わせをすることが可能です。また、各製品の紹介ページにはFAQが設置されており、よくある問い合わせ内容について詳細を確認することができます。

有償で保守サポートを付けることが可能

訪問による設置サポートやメンテナンスなどを省くことで低価格化を実現しているため、DH ソニックマイティ4Kには、他の製品にあるような保証が付帯されていません。但し、有償となりますが、1年間の保守点検とオンライン説明を任意でつけることが可能となっています。

歯科用3Dプリンターの料金

150,000円(税不明)

歯科用3Dプリンターの
価格相場を見る

デンケン・ハイデンタルの会社情報

社名 デンケン・ハイデンタル株式会社
所在地 京都府京都市南区吉祥院石原京道町24-3
電話番号 075-672-2101
URL https://denken-highdental.co.jp/
【造形方式別】歯科用3Dプリンター一覧

歯科用3Dプリンターには大きく3つの造形方式があります。大型模型を造形しやすいが造形速度は遅い「SLA方式」、スピードとメンテナンス性が良いが導入コストが高めである「DLP方式」、初期費用が安価な分、ランニングコストが高くメンテナンス性が低い「LCD方式」、それぞれにメリット・デメリットがあります。メリット・デメリットをしっかり把握したうえで、自院にとって最もメリットが大きい形式を選びましょう。

幅広く早く造形したい
歯科医院や技工所向け
DLP

DLP対応の
⻭科⽤3Dプリンター
販売会社

大型の光造形出力をしたい
歯科医院や技工所向け
SLA

SLA対応の
⻭科⽤3Dプリンター
販売会社

歯列模型の作成など用途が
限定的な歯科医院向け
LCD

LCD対応の
⻭科⽤3Dプリンター
販売会社

DLP

プロジェクターで面照射をしていく方式。材料(レジン)に、プロジェクターを用いて面で紫外線照射をしていきます。面で造形していくため造形スピードが速く、高精細で大小幅広いサイズの造形も可能。導入費用は高いもののメンテナンスや消耗品が少なくて済むためランニングコストはあまりかかりません。

SLA

紫外線を一点照射させていく方式。レーザーポインターのように紫外線を当てて樹脂を硬化させていきます。1点集中で照射させていくためパワーを出しやすく、装置の大型化もしやすいことから、大型の光造形出力をできる利点があります。一方で、細かい造形には適しない、出力に時間を要するという特徴も。

LCD

液晶ディスプレイ(LCD パネル)でDLP方式同様に面で造形していく方式。紫外線LEDライトをバックライトとして液晶パネルに表示させ樹脂を硬化します。面で照射するため造形スピードが早く、イニシャルコストを安く抑えられますが、液晶パネルが紫外線と熱に弱いため出力品の精度が若干甘く、歯科の模型作成などを行う歯科医院向けです。また、液晶パネルを定期交換する必要があり、他の造形形式よりもランニングコストが掛かります。