ここでは、主な機能や特徴など、コアフロントが取り扱っている歯科用3Dプリンターについての情報を一挙にまとめています。コアフロントのサポート体制なども調査しているので、歯科用3Dプリンターの導入を考えている方は参考にしてください。
「ラピッドシェイプDシリーズ」を取り扱っているコアフロント。導入費用を抑えたクリニック用から矯正用セットアップモデル量産タイプまで、豊富なラインナップが用意されています。ラピッドシェイプの標準機で高い人気を誇る「D20+」をはじめ、ラインナップの詳細は公式HPでチェックできます。
マテリアルオープンシステムを採用しているのも「ラピッドシェイプDシリーズ」の特徴。さまざまなメーカーのレジンに、ラピッドシェイプ社が公式対応しています。
薬事届出登録済みのスプリント/サージカルガイド/トレー等のためのレジンが用意されています。
ラピッドシェイプDシリーズは、すべての機種に、精度の優れた高速プリントを実現するDLP+FFS が搭載されています。そのため、精密かつ素早くさまざまな造形物を仕上げられます。
「D30+」で造形した場合の参考造形時間が、公式HPでチェック可能です。
本メディアでは、どの歯科用3Dプリンターを選んだら良いのか分からない歯科医院・歯科技工所向けに、自院・技工所に合った歯科用3Dプリンターの選び方をまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
【造形方式別】自院・技工所に合った
歯科用3Dプリンターを探す
コアフロントは、世界中でたった3ケ所しかない、ラピッドシェイプ社公認のサポート&メンテナンス拠点のひとつです。
コアフロントのエンジニアは、1年に4~5回という高い頻度で現地のサービストレーニングを受け、常に新しい情報を習得しています。
納入2年目以降も有料の保守契約が用意されています。保守契約中は、修理作業は無料。交換した部品の実費のみ請求されます。
また2年目以降の保守契約に伴い、コアフロントのエンジニアが年に1度、定期メンテナンスを実施。付属ソフトの設定ファイル更新なども行ってもらえます。
公式HPに記載がありませんでした。
社名 | コアフロント株式会社 |
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所在地 | 東京都新宿区市谷本村町2-11 外濠スカイビル4F |
電話番号 | 03-5579-8710(代表) |
URL | https://www.corefront.com/ |
歯科用3Dプリンターには大きく3つの造形方式があります。大型模型を造形しやすいが造形速度は遅い「SLA方式」、スピードとメンテナンス性が良いが導入コストが高めである「DLP方式」、初期費用が安価な分、ランニングコストが高くメンテナンス性が低い「LCD方式」、それぞれにメリット・デメリットがあります。メリット・デメリットをしっかり把握したうえで、自院にとって最もメリットが大きい形式を選びましょう。
プロジェクターで面照射をしていく方式。材料(レジン)に、プロジェクターを用いて面で紫外線照射をしていきます。面で造形していくため造形スピードが速く、高精細で大小幅広いサイズの造形も可能。導入費用は高いもののメンテナンスや消耗品が少なくて済むためランニングコストはあまりかかりません。
SLA紫外線を一点照射させていく方式。レーザーポインターのように紫外線を当てて樹脂を硬化させていきます。1点集中で照射させていくためパワーを出しやすく、装置の大型化もしやすいことから、大型の光造形出力をできる利点があります。一方で、細かい造形には適しない、出力に時間を要するという特徴も。
LCD液晶ディスプレイ(LCD パネル)でDLP方式同様に面で造形していく方式。紫外線LEDライトをバックライトとして液晶パネルに表示させ樹脂を硬化します。面で照射するため造形スピードが早く、イニシャルコストを安く抑えられますが、液晶パネルが紫外線と熱に弱いため出力品の精度が若干甘く、歯科の模型作成などを行う歯科医院向けです。また、液晶パネルを定期交換する必要があり、他の造形形式よりもランニングコストが掛かります。