神奈川県に本社を構えるデザインツールは、歯科用3Dプリンターに特化して事業展開している会社です。ここでは、デザインツールの代表的な歯科用3Dプリンターについてご紹介します。
デザインツールでは、「sonic 4K」と「sonic mini」の2機種を取り扱いしています。ソニックシリーズの特徴のひとつが造形スピード。sonic miniであれば、1時間当たり最大5㎝積層、sonic 4Kに至っては最大11センチの積層が可能となっています。
歯科用3Dプリンターだけでなく、デザインツールは取り扱うレジンにも特徴があります。同社の「水洗いレジン」は、洗浄用アルコール(IPA)を使用せずに水洗いのみでOKなのが魅力。後処理が早くなるだけでなく、アルコールによる手荒れの心配なども少なくなります。
sonic 4Kでは、スライサーソフト「chitu box」を使ってパラメーターを細かく設定できるため、前歯や臼歯など調整加減が難しい技工物にも対応が可能。一方、sonic miniは、デスクにも置けるコンパクトサイズが魅力。1人でもメンテンナンスが簡単にできる設計となっています。
本メディアでは、どの歯科用3Dプリンターを選んだら良いのか分からない歯科医院・歯科技工所向けに生産性を向上させる歯科用3Dプリンターの選び方をまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
【造形方式別】自院・技工所に合った
歯科用3Dプリンターを探す
デザインツールでは歯科用3Dプリンター納品時に行う、設置講習を有料で提供。安全に使用するために適切な設置場所の案内から、機器類の取り付け方、パラメーターの設定方法など充実の講習内容となっています。同社では、機器を使いこなせるようになるために、設置講習の受講を推奨しています。
設置講習の他にも、電話またはWEB上のお問い合わせフォームで顧客からの問い合わせを随時受け付けています。また、デザインツールのHP上にFAQを設置。良くある問い合わせ内容とその回答例を掲載し、顧客に製品に関する情報提供も行っています。
| 社名 | 株式会社デザインツール |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県青葉区市ヶ尾町1169-13 ロイヤル市ヶ尾 3F |
| 電話番号 | 045-884-8318 |
| URL | https://ginzadesign.com/ |
歯科用3Dプリンターには大きく3つの造形方式があります。大型模型を造形しやすいが造形速度は遅い「SLA方式」、スピードとメンテナンス性が良いが導入コストが高めである「DLP方式」、初期費用が安価な分、ランニングコストが高くメンテナンス性が低い「LCD方式」、それぞれにメリット・デメリットがあります。メリット・デメリットをしっかり把握したうえで、自院にとって最もメリットが大きい形式を選びましょう。
プロジェクターで面照射をしていく方式。材料(レジン)に、プロジェクターを用いて面で紫外線照射をしていきます。面で造形していくため造形スピードが速く、高精細で大小幅広いサイズの造形も可能。導入費用は高いもののメンテナンスや消耗品が少なくて済むためランニングコストはあまりかかりません。
SLA紫外線を一点照射させていく方式。レーザーポインターのように紫外線を当てて樹脂を硬化させていきます。1点集中で照射させていくためパワーを出しやすく、装置の大型化もしやすいことから、大型の光造形出力をできる利点があります。一方で、細かい造形には適しない、出力に時間を要するという特徴も。
LCD液晶ディスプレイ(LCD パネル)でDLP方式同様に面で造形していく方式。紫外線LEDライトをバックライトとして液晶パネルに表示させ樹脂を硬化します。面で照射するため造形スピードが早く、イニシャルコストを安く抑えられますが、液晶パネルが紫外線と熱に弱いため出力品の精度が若干甘く、歯科の模型作成などを行う歯科医院向けです。また、液晶パネルを定期交換する必要があり、他の造形形式よりもランニングコストが掛かります。